2023年度がスタートしましたが、スタート前の3月から小学生中級コースは満員となりました。
4月には中学生コースが満員。
小学生初級コース、アカデミーコースも空きは残りわずか。
今年度は、小学生選手の中で週2日コースを選択する選手が増えている。
サッカーが好きで上手くなりたいと思っている選手が多いと思う。
僕は、いつも子供たちに『足元の技術も大事だけど低学年のうちに身に付ける技術は、周りを観る技術を身に付けること』と伝えている。
高学年によく見られる選手で、足元の技術はあるけど顔が下がって周りの情報がほとんど入っていない選手を見る。
もったいない。
当スクールの卒業生で九州トレセンに入った選手たちは、やはり周りを観る力が秀でていた。
どこにボールを供給すれば良いか、どこにボールを運べば良いか、どこに仕掛ければ良いか。
すべての判断は、周りを観る『認知』から始まる。
最近、所属チームで『上手くなったね』と言われたと選手が教えてくれましたが、その選手もやはり周りを観る力が身に付いてからコントロールも向上してきた。
23年指導してきた中で出た僕の結論が、『早い段階で周りを観る力を身に付けること』です。
この力は、サッカー以外の私生活でも活きる技術。
選手たちの成長が一番嬉しい。
これからもそのことだけを考えて指導していきます。